「留学生達がなぜイギリスの大学を選んだのかに興味がある」とのコメントをいただき、先週一週間で出会った大学院正規課程(修・博)で学ぶ留学生の方々(日本出身者を除く)に尋ねてみました。
圧倒的に多かった意見は、コース期間が短いことです。こちらでは修士課程は1年間、博士課程は3年-4年です。前提として英語圏の中で比較して探したという意見も多かったです。
他には博士課程の学生で「指導方法で選んだ」という答えもありました。この方は日本の外交政策を研究しているため、なぜ日本を選ばなかったのかを聞いたところ、「日本は指導方法についての情報が(英語で)ない」とのことでした。また工学部修士課程で持続可能なエネルギー開発(ソーラーパネルなど)を研究している方に聞いたところ「日本にも興味はあったが、英語で学ぶコースは無いと思っていた」との答えでした。
一方で、コース期間が短いことがマイナスの影響を与えている国もあるようです。例えばインドでは「修士課程の期間が自国の大学よりは短いことから、数年前からイギリスの学位は正式に認められなくなった。その結果、修士課程でイギリスを選ぶ学生が減った」との話も聞きました(※裏付けは取っていません)。それでも工学研究科やビジネススクールはやはりインド出身学生が多いです。彼らは博士課程へ進むか、インド国外で就職することを考えているようです。
この個人的調査(?)はしばらく続けていきたいと思います。
皆さまも、もし何か興味のある事項があれば、お気軽に「お問い合わせ」ページよりご連絡くださいませ。
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